キャンプ2日目。
メインのプログラムである「カババスツアー」「カヌー体験」の日でした。
この2つのメインプログラム、リーダーたちがぜひとも体験してほしい!と願っていたお楽しみのプログラムです。
まずは朝ご飯の準備から。
ブラウニーは朝ご飯のカートンドッグをつくり、ジュニア以上は昼食にするためのおにぎりをつくります。
森の中で作るご飯...
ここでも役割分担。
ジュニア以上は火起こしに苦戦。
「ついたと思ったら...」という失敗を何度かくりかえし、リーダーのアドバイスをもらいながらチャレンジ。全員、なんとか全員分のおにぎり用ごはんを炊くことができました。
「火起こしやりたい!」といつも言っていたスカウトは、ここでも根気づよくがんばり、ついに周りのスカウトに「火起こしが得意な◯◯ちゃん」と言われていました。
好きが得意になっていく感覚が、ガールスカウトの中で身に付いて自信になってくれるといいなあと思います。
ガールスカウトの技術はいろいろですが、何かこれは得意!というものがあるとすてきだなあ、といつも思います。
他の団の人とあって、「この団はここに強い!」というものを見せられるとなんだか憧れたりします。
なにやらまだ眠そうな朝ご飯。もくもくと食べてます。
朝のつどいは副大会長と各部門リーダーからの講評、手足を使ったソングです。
朝の集いでは、グループで輪になって歌う振りつきのソングで、朝から盛り上がりました。
こうしたソングはお互いの距離がぐっと近くなって笑顔でいっぱいになる魔法のうたです。いつもは恥ずかしがってしまうけど、うたいながらだったら目を見て笑い合えるかな?
これがなかなか難しい振りつけ。
間に参加賞づくりもしました。参加賞は、スカウトにとって大事な大事なアイテム。
あとで見返して、「これは〜のときにもらったやつ、こっちは〜のときのクラフト!」と思い返すことができます。今年のキャンプではこれを作ったよ、と自慢したくなりますね。
今回は缶バッジです。色をぬって、オリジナルのものを作ります。下絵は1団のじゅりリーダー作。神奈川と山梨の友情をあらわしたかわいいモモの絵です♡
色をぬったらバッジに大変身
さて、午後のプログラムは
ジュニア以上が山中湖でのカヌー体験へ。ブラウニーはカババス乗りへ。
お互い「楽しんでね〜」とお別れ。
ちなみに、カババスってなんだよ、って思っているみなさま。
水陸両用バスです。湖も道路も走っちゃうぜ、というバスです。
ブラウニーがカババスでおどろきの世界を体験している中、ジュニア以上はカヌーをこぎ、筋肉をふるわせていました。
ちなみに私はカヌーをこいでいたのですが、まったく写真を撮れるような状況ではなく...これがなかなか大人のスポーツでした。
まず3人乗りのカヌーを2人でこぐ、というのが大変なのですが、なかなか進みません。
まして華奢な体のジュニアスカウトが二人でこぐとなると、相当力がいります。
まさに大人の乗り物。でも転覆はしませんのでご安心を。
でも、誰も助けられない。一度湖にこぎだしてしまったら、自分たちがこがないと岸には戻れない。こぐしかない。
声を出して、2人の息を合わせ、全員山中湖を往復することができました。
こいで帰ってきたみんな、ヘトヘトな表情でした。でも、「またガールでカヌーやりに来たい!」と言うスカウトをみて、やってよかった〜と思いました。
いつも集会などでやっているレクリエーションも、もちろん楽しく身になるものを考えているのですが、
「キャンプでせっかくここまできたのだから、なにかここでしかできないことを体験してほしい。」リーダーもそんなことを考えつつ、プログラムを考えています。
カババスもカヌーも、きっとこのキャンプの中で忘れられない思い出になってくれたんじゃないでしょうか。
それぞれのプログラムから帰ると、そこにはご飯が。。
え?
そう、この日のごはんは大人の手による大人のディナー。
バイキング形式のサラダしゃぶしゃぶうどん&フルーツ
つかれて帰って来たスカウトにはたまらないおいしいご飯のごほうびです。
頑張った人にはごほうびがつきもの。
1日のプログラムを考えるとき、私たちはいつもスカウトの体力やスケジュールなど、いろいろなことを考えます。今回はとてもありがたいことに、リーダーの他に山梨県の保護者のみなさまにお手伝いをいただき、ごはんを用意していただきました。
朝から野外炊事、朝の集い、レクリエーションやお出かけをこなし、おいしいご飯でおしまい...
と思いかけたところですが、まだ残ってます。2日目は盛りだくさんです。
キャンプファイヤーです。
立派なファイヤー場がありました。
キャンプファイヤーはやっぱりキャンプの目玉。
しかもスカウトにとってはスタンツ(出し物)という宿題もあります。
この日は、みんなスタンツのことばかり頭の中にあるのか、時間があれば「あれのこと話し合わなきゃ!」「ちょっと集まって!」「ねえ、練習しないとやばくない??」とこそこそこそこそ。パトロールのカラーがこれでもか、とばかりに出る場面でもあります。
そんなスカウトをリーダーはにっこり見守っていたのでした。
ここでもやっぱり火の女神から火をもらいます。
そんなリーダーも、いかに盛り上がる選曲でセットリストを組むか、その歌をどこまで盛り上げられるか、その歌に合わせていかに火を調節するか、そもそもリーダーのスタンツは大丈夫なのか、など色んな思いがめぐっていました。
火を囲んで歌ったり踊ったり、人として原点にかえるような楽しさがあります。
キャンプファイヤーが楽しかった、と言ってくれるスカウトはやっぱり必ずいて、その楽しさっていうのはなんだか言葉では説明できないあの雰囲気なんだと思います。
神聖な火を囲む緊張感、明るいソング、はしゃいだ後にうたう静かな歌、リーダースタンツで響き渡るスカウトの爆笑、、、色んな時間が一緒になって、今年も「楽しいキャンプファイヤー」になってくれてたらいいな。
3日目につづく
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